ずずずです。
ひふみ投信は投資界で有名な藤野英人社長が率いるレオス・キャピタルワークス株式会社が販売する投資信託商品となります。
日本国内で人気があるアクティブファンドとなります。
この記事で伝えたいこと
・ひふみプラス・ひふみ年金・ひふみ投信全て同じ投資方針で運用されている
・日本国内アクティブファンドとしては数少ない良い投資信託商品
・設定以来5倍越えの高い運用パフォーマンスは魅力的
レオス・キャピタルワークス株式会社とは
企業HPより抜粋致します。
投資理念
私たちは「成長企業」に投資します。
私たちは、会社の規模や知名度、業種などにとらわれず、優れた経営陣に率いられ安定した収益の成長が期待される企業に投資することにより、長期的な高いリターンを目指すとともに、日本の未来に貢献します。
投資理念に記載されておりますが、国内中小企業の成長企業を見つけだし投資信託商品としたひふみ投信を運用し販売することに特化している企業です。
株投資家であれば、存在を知らない人はいないのでは?と思う程、有名かつ人気があります。
社長 藤野英人とは
企業HPより抜粋致します。
代表取締役社長 藤野 英人Fujino Hideto
野村投資顧問(現:野村アセットマネジメント)、ジャーディンフレミング(現:JPモルガン・アセット・マネジメント)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントを経て2003年レオス・キャピタルワークス創業。CIO(最高投資責任者)に就任。2009年取締役就任後、2015年10月より現職。
中小型・成長株の運用経験が長く、ファンドマネージャーとして豊富なキャリアを持つ。東証アカデミーフェロー。
中小型・成長株の運用経験が長いということが大きな特徴であり、TVにも数多く出演されており、有名なファンドマネージャーの1人となりました。
ひふみ投信とひふみプラスとひふみ年金の違い
ひふみシリーズには3つの投資信託商品があります。
それぞれの違いはなんでしょうか。見てきましょう。
ひふみ投信
レオス・キャピタルワークスが直接窓口から販売しているので、口座開設(無料)が必要な商品となります。
※資産形成応援団の対象
ひふみプラス
楽天証券やSBI証券、各銀行などが販売している為、通常利用している金融機関より購入が可能な商品です。
構成している銘柄はひふみ投信と同じです。
※資産形成応援団の対象外
ひふみ年金
iDeCO(確定年金拠出)口座での購入が可能な商品です。
構成している銘柄はひふみ投信と同じです。
※資産形成応援団の対象外
人気の理由
これは実績が最大の理由でしょう。
国内ファンドでここまで高いパフォーマンスを出しているアクティブファンドは少ないのではないでしょうか。
また、多くの人に影響力のあるTVを利用した積極的な藤野氏のプロモーションも人気の理由でしょう。
ひふみ投信の信託報酬費
0.980%(税抜)
1.0584%(税込)
インデックス投資のノーロード信託商品(0.1%~0.5%前後)と比較してしまうと安いとは言えませんが、アクティブファンドということを考慮すると安い部類にはいります。
HPを見る限りでは企業調査や運用状況などの説明(HP)などがされており1%前後の報酬費は良心的ではないかと思います。
また、資産形成応援団という制度があり、長期保有すると信託報酬費を低減しますという制度になります。
資産形成応援団とは
長期保有割引サービスのイメージです。
5年保有で0.2%低減
10年保有で0.2%低減
株主優待などにもありますね。
長期保有すると何かしらのメリットがあるのと同じイメージですね。
ひふみ投信は有りか無しか
リスクを理解し、アクティブファンドと言う特性を理解しているのであれば、ありだと思います。
このまま順調に運用パフォーマンスが好調である。と良いのですがあくまでもそれは期待であり実運用には下落場面も出てきます。
そのとき、保有投資家はどうするか。
それは投資家それぞれだと思いますが、未来のことは分かりません。
いつ何が起きても良いように準備だけはしっかりとしておくことが必要でしょう。
銘柄の1つとしてはありですが、ひふみ投信1本だけではなく分散も考えて投資し運用方針を随時見直しが必要だと思います。
海外株式比率の増加について
国内中小企業に特化してきたひふみ投信ですが、2018年になり海外株式比率も増やしているのが実態です。
2018年1月の運用レポートの資産配分比率
2018年7月の運用レポートの資産配分比率
このことから、海外株式への資産を分散させることを選択したと考えられます。
2018年1月時点では3%前後でしたが、7月時で10%と比率が急増していることが分かります。
運用資産が大きい為、逃げ場となる資産を海外株式で運用していると考えるのが自然ではないでしょうか。
ひふみ投信の構成銘柄
保有比率で現在トップは米国株AMZNです。
保有比率1位から5位内で米国株がAMZN、V、MSFTと3社も入っております。
これからも海外株式がの保有比率が増えるのか注目ですね。
最後に
ひふみ投信、気になってきましたが結局、私は保有することなく現在に至ります。
理由はアクティブファンドの1つであり、信託報酬費が1%前後という点からです
海外株の保有も昨年より増やす投資方針からも国内成長株での運用だけでは限界があり、今後は運用パフォーマンスも落ちるかもしれません。
1450億円の純資産総額となったいま、日本国内だけでの銘柄選定ではなく、海外株の保有率も増えていることから今後どのような投資信託へ変化するのか。が課題の1つではないでしょうか。
個人的には投資を行なうというキッカケを作る1人として、これからも活躍を期待したいと思います。
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