ずずずです。
本業の収入で満足している人は思っているより少ないのではないでしょうか。
本記事で伝えたいこと
・全世帯収入は約20年 550万前後の水準で増えていない
・全世帯収入の中央値は442万円
・生活が苦しい・やや苦しいが55%前後もいる
収入について思うこと
年収(手取り)でお金が手元に入るのは多ければ多いほうが良い。のは皆さん思っているのは確かでしょう。
・好きな仕事でも給料は安くても良い(高いとさらに嬉しい)
・嫌いな仕事でも給料が高ければ良い(安いと嫌だ)
・ありきたりで給料がそこそこあれば良い(程ほどにあれば良い)
などなど人によって考え方はバラバラです。
給料が多いのは純粋に羨ましいのは確かです。
無いよりもあるほうが使い道(選択肢)が増えます。
私自身も多ければ多いほど嬉しいというのが素直な気持ちです。
全世帯の年収水準を確認
税金増により手取りは減るが、額面上は20年前の水準と変化してません。
平成6年~8年付近をピークとし、全世帯収入は550万円前後とし10万円前後では変化しておりますが、水準は増えているとは言えない数字となることが確認できます。
物価は上昇しており、税金負担も増えているのに収入水準は増えていない。これがどういうことか分かりますか?
手元に入ってくる金額は税金で徐々に減っているのに、20年前より高いお金を払って物や食事をして支出金額は増えていると言うことです。
悲しい現実です。
平均年収と中央値
こういった表を見ると平均値を良く見てしまいますが、見るべきポイントは中央値です。
棒グラフを見ていただければわかる通り
平均所得は560万円です。
中央値は442万円です。
※中央値とは順番に並べて、真ん中の数字のことです
例えば10人の収入を、100万円増と仮定し、順番に並べて真ん中の数字500万円の人が中央値となります。
約60%が平均を下回っていることが分かります。
若者の○○離れを理由にして、お金を使わないからという批評などをよく見かけます。
戦後からバブル以降と比較して、どれだけの趣味や遊びに使える先が増えたわけですから、プライドを保つために使うお金がなくなったのは当たり前でしょう。
洗練されたお金の使い方をされていると考えるのが自然でしょう。
ずずず家としては、世帯年収で考えると年齢的な金額はなんとか頂けているので多くも無く少なくもなく形上は悪くない家庭と言えそうです。
決して裕福ではありませんが、無駄な支出を減らし満足できる生活が過ごせ、将来の為の投資が出来れば現在は良いと考えてます。(奥さんは不満たらたらですが。)
生活が苦しいかゆとりがあるか
この図は生活で苦しい場面があるか、そういう場面はない生活が出来ているかの調査結果となっております。
苦しい・やや苦しいが55%前後、普通・満足が45%前後という結果となっており、高齢者や子どもがいる世帯で半分がやや苦しい部類となっておりやはり社会的には両者も厳しい立場になっていると言うことが内容から伺えます。
ずずず家も子どもが1人いる世帯ですが、生活するうえでは苦しい状況ではないですが
イベント(冠婚葬祭)があると少しだけ無理する必要があります(定期貯金崩したり株売却したり)ので決して余裕がある生活ではない状態ですね。
このような状態を把握しているからこそ、本業収入を補う為に副業を行い補填しておき
子どもの為、老後の為に困らないようにしておきたいと常に思っている現在です。
成果はすぐには分かりませんが、やってて良かったと思えるように日々向上していきたいですね。
最後に
20年前より収入の水準値が変わらないと言うことは事実として目を背けることが出来ません。
2%の物価上昇率を目指しているアベノミクスが示している通り、物価は徐々に値上がりしております。
お菓子や食べ物など良く見てみると同じ値段でも、実は量が減っていると言うことは良く見かけます。
私の実感としては、ポテトの量も減りましたよね。
収入の平均値や中央値だから安心だ!という訳でもなく、実態は生活を把握し収入と支出をしっかりと把握していかないといけない時代です。
その為、投資すべきだ!とか副業すべきだ。と言う人が徐々に増えており、人生100年時代と言われ定年退職の年齢も65歳や70歳というのが当たり前になる将来がみえ始めています。
お金で困ると人は性格にも影響して、余裕のある生活が出来なくなる人が多いと思っております。
ギャンブルはしなくていいですが、金融資産運用は最低でもすべき。だと思います。
それが将来の自分と家族を守る1つの手段となるためです。
少なくとも私は未来の為に投資は継続していきます。
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