ずずず のんびり投資日記

米国株投資とインデックス投資を実践中。普通のサラリーマンが資産形成するブログとなります。

MUKAM ブロガーミーティングに参加してきました(三菱UFJ国際投信内運営工場見学会)

ずずずです。

 

2019年6月27日(木)19時から開催された三菱UFJ国際投信様開催のブロガーミーティングに参加してきました。

 

一言でいうと工場見学は「思っているよりコスト低価格を重視し、手動での対応が多かったのでとても大変だったと思いました」が感想の1つです。

 

少しプログラムが詰め込まれて時間が足りなかった感は否めないですが楽しい時間でした

 

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 内容は下記ブロガーさんが書かれてるので私が思ったことを書いていきます。

 

sindanindex.com

 

missty14.com

 

プログラム内容

 

プログラムはHPに記載されている通りの流れでした。

 

1. 運用報告書の報告について

2. カン・チュンド様が弊社FMに聞く、インデックス運用のあれこれ

3. 参加者様のみなさまとの意見交換、質疑応答

4. 運用現場見学

 

となっておりましたが、全体的に時間通りが割り当てており21時40分解散頃に撤退となりました。

 

MUKAMの皆様、残業お疲れ様した。

 

さて本題に入ります。が詳しい内容は青井ノボルさんが書いてくださるので私なりに思ったことのポイントだけ。

 

1.初めの挨拶(代田常務取締役)

 

1年前のブロガーミーティングでカン・チュンド氏の要望で運用などを実際どうやっているか見れたらいいんじゃないか。ということで今回準備されたとのことです。

 

感謝!

 

2.運用報告書の変更について

 

 ユニバーサルデザインを基に新デザインでの運用報告書を2019年4月より採用したことをアピールとなります。

 

今回のポイントは6点。

 

・書体を統一

・見出しと文章のメリハリ

・表紙を見やすく文字を減らした

・ページ構成を1枚で詰めていたのを2ページ構成へ

・グラフを見やすいものに

・表組を見やすい感じに

 

ということを日々考えて作成したとのことです。

 

みなさん気づいてた??

 

見えない努力はひっそりと行われています。素晴らしいですね

 

3.カン・チュンド様とファンドマネージャー様が語る運用あれこれ

 

カン・チュンド様はもう言わずと知れた有名人ですね。ファンドマネージャー様は村松様が語ってくださいました。

 

1つめ:運用部門200名

 

MUKAMのファンド運用員について約200名で対応しているとのことで、私は意外と少ないなと思ってしまいました。

 

人手不足との発言もあり、世の中どこもかしこも人手が。。。私の会社も人手不足ですw

 

また、インデックス運用額は合計で約8兆円!!個人では想像できませんがこれを200名がと考えると。。。やはり少ないと思ったのは私だけでしょうか。

 

 

 

2つめ:ファンドマネージャーの1日(例)

 

村松様は日本国内をメインとするマネージャーとのことで一番の仕事のピークは15時の終値とのことです。

 

3、6、9、12月はいろいろあり忙しいとのことです。

 

4つめ:インデックス運用の主なモデル

 

株式のモデルとして2つ「完全法」「最適化法」となり、基本的には最適化法を選択しているとのこと。

 

完全法はベンチマークに従い、株式売買しひたすらベンチマークと同じことを実施

 

最適化法はファクター(分野)の比率をできる限り一致させる方法で、比率を合わせて運用を実施

 

となりファクターでの構成を考えて選定していくことでベンチマークとは変わらないポートフォリオを構築し、できる限りコストを低減するような方法を考えているとのことでした。

 

なるほど。と思いましたね。このベンチマーク内の比率で不要な株や制限などがある中でより良い構成を作り出すにはやはり人の手が必須ですね。

 

完全法では売買が多く、コストがかかりやすいということも理解できます。

 

難しいですね。人手がかかるわけですね

 

5つめ:コストを下げる

 

インデックス投資家で実質コストが気になる投資ブロガーがよく話題にするコスト部分について売買委託手数料についてのお話がありました。

 

国内についてはコンペを出し、できる限り低コストになるようなことを実施していたりするとのことです。

 

一般的に言う入札のような形なのかな。と思いました。こういったことを徹底することで小さなコストをカットしていくことで最終的には投資家の信託報酬率などにも関係してくるわけです。

 

提案する側も大変だぁー。と戦々恐々としましたw

 

6つめ:バスケット発注で売買宅手数料の低減

 

売買委託手数料を低減させるために例えば1億と9億の売買があったら、がっちゃん越して10億として依頼し、額を大きくして手数料下がる交渉で進めること実施することにも徹底しているとのこと。

 

1%が0.5%とかになるとそれだけでもすごい低減になりますね。

 

バスケットがビスケットに見えたのは秘密です。

 

7つめ:売買コストを低減

 

売買コストについて興味深かったのが、目に見えるコストと目に見えないコストの2つがあるとのことです。

 

何かというと運用報告書の売買委託手数料に記載されて多くの人が認識している手数料が目に見えるコストなので分かりやすいですね。

 

目に見えないコストとは、上記売買委託手数料を証券会社から費用込々の基準額で購入した場合、売買委託手数料には表示されずに基準額に反映されるとのことです。

 

これは。。。ファンド比較しずらいですね。

 

実際に手数料がいくらなのか個人投資家には不明なのが実態ということです。

 

カン・チュンド氏も言っていましたが、実質コストといっても実際には目に見えない部分がある場合があり、問題だ!と。

 

純粋に信託報酬費などが安ければ良いというわけではなくなったという話でもありますね。

 

今後、この部分も改善されて本当の実質コストで運用報告書が公開されることを切実に思います。

 

8つめ:貸株(レンディング)もやっている

 

あ、やってるんだ。という印象でした。

 

保有しているだけではないとは思っていましたが、例として2000億あったら1000億を手数料0.03%で出すとそれだけで3000万収益となる。とのこと。

 

動かない銘柄を保有しているだけではなくこういったことでコスト負担分を補うことで調整されることも知れてよかったなと思います。

 

資金規模が大きいからこそ、意味のある対応ですね。

 

9つめ村松氏の熱い想い

 

バンガード超える(個人的目標)が印象に残りました。

 

経費に関わるコスト削減により低減は当然ながら、ベンチマークとは異なる手法(貸付やコンペ)などを上手く利用し追随していきたいとのことでした。

 

ずずずとしてはこういう考え方好きです。国内での販売では限界もあると思いますのでまずは第二のバンガードとなるべく期待したいと思います。

 

意見交換

 

皆さん大人しめでしたが、時間もいっぱいいっぱいですぐ工場見学へ。

 

運用現場見学

 

メモも取れなかったのですが下記です。

 

・EXCELLフル活用している

 

・ファンドマネージャーとトレーディング部と海外運用部と当然ながらピリピリする時間帯が違う

 

・トレーディング部のディスクはTVでよく見かけるモニターがいっぱい。

・ファンドマネージャーと運用部は普通にモニター1つ!

 

・為替などの売買は朝9時20分くらいまでが勝負

 

・オフィスの雰囲気は大手企業の一般的な風景でした

 

懇親会

 

参加されたブロガー様とも名刺交換をさせていただきましたが、名刺補充をしてこなかったこともあり皆様にお配りできませんでした。残念です。

 

簡単ですが会話した内容を書いていきます。

 

・Slimシリーズにインドは難しいですか?

→eMAXIS Slimにインドファンドは制限があり難しいのが現状で、出来たとしてもアクティブファンドのような形になるので厳しいですね。。。

 

・運用で利用しているEXCELLファイルが壊れたらどうなるのか。

→1人で作成しているわけではなく、複数名で同じファイルでクロスチェックしている対応となるので、万が一壊れても問題はないようになっている。

 

・村松様にブログ面白いと言ってもらいました。ありがとうございます!

 

・お寿司はSOSEKIさんの要望のため、わさび抜きになってましたw

 

・ブロガーミーティングのブログ記事に期待するのは少しでもいいので広まってもらいたい意思が強い。

 

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最後に

 

今回も楽しくあっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

私は実は人見知りで声掛けするのが苦手なのですが、皆さんラーメンずずずということで覚えてらっしゃるのでありがたいです。

 

今回は工場見学がメインで参加させていただきましたが、実態に近いところが見れて意外と手動的な要素も強く大変そうなのが伝わってきました。

 

私には無理だぁーw

 

 

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