ずずずです。
注意事項
レバレッジ商品は通常のETFに夢を乗せた商品であり少し投機的要素が入ります。
※通常のETFより変動が激しくギャンブル要素に近い感覚です
Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETFを略して(SPXL)と言います。
レバレッジとは
投資金の数倍取引が可能となる仕組みのことです。
例えば10万を担保として、100万円の取引が出来る場合はレバレッジ10倍と言えます。
通常の株投資売買だと、10万円元本があると10万円の株しか購入できませんがこれはレバレッジ1倍と言うことになります。(このような言い方は通常、しませんが)
住宅を購入するときに利用する住宅ローンがレバレッジを生かしたローンだと言われますね。
給料(元本)から算出した数値にレバレッジを効かせて、高い住宅費である何千万購入する。と言う意味で使われています。
なので、レバレッジというのは比較的身近なものではないのでしょうか。
SPXLのベンチマーク
S&P500をベンチーマークとします。
SPXLはS&P500の1日変動に3倍連動を目指したETFですね。
SPXLはS&P500が上昇すれば3倍上昇、下落すれば3倍上昇となります。
コレとは逆に動くのがSPXSになります。SP&500が上昇すれば3倍下落、上昇すれば3倍下落。
チャート
気になるのは本家であるS&P500との指数となるので、表示させてみます。
https://finance.yahoo.com/より作成
おまけにSPXLも追加しました。
ここに注目してもらいたいのは、上昇よりも下落分です。
レバレッジ3倍ですので下落も相当なものになります。
リーマンショック時
リーマンショック時はS&P500は約50%下落、SPXLは97%下落と言う数値も見かけますので確認してみましょう。
恐怖ですね。
97%下落とは100万円としたら3万円になる数字です。
精神的に耐えれますか??
SPXLへ投資するメリット
投資するメリットです
・S&P500の3倍上昇となり上昇時は魅力的なチャートになる
・米国株 約500企業への投資のため、分散はある程度できている
・本家VOOやSPY、IVVなどより株価が安い
・過去5年の好調時で年利率30%越え(とても好調な期間です)
・価値が0円になることは考えにくい
・配当金をもらえる
メリットを見ているととても魅力的で投資したくなりますね。
では、デメリットも見ていきましょう
SPXLへ投資するデメリット
・冒頭で述べた投機的要素が強い(上昇時はいいですが下落時は本家以上(当然3倍)となるのでとても精神的によくない)
・下落し続け、回復に時間がかかる可能性がある
・均衡した局面では厳しい
とのように本家が回復しても、戻り切れない可能性があるとのことです。
本家×3倍という純粋な数値ではなく、ベンチマークするがチャートは独自に動くことに注意することですね。
レバレッジ投資家
投資界隈レバレッジ投資手法を提案した1人としてhiroさんが有名ですね
SPXLを利用した商品でのポートフォリオを形成している投資家もございます。
保有株評価状況
面白いETFです。買いたくなり12株だけ保有してます。
購入し他場合は手数料含めてマイナスでした。
2019年4月5日評価を見たところ、プラスとなってました。
最後に
レバレッジ3倍ETFはとても魅力があり、投資を始めると一気に手に入るお金に夢を見て手を出してしまいたくなる商品です。
保有するしないも自由な商品ですので、VOOやIVV以外にもスパイス(辛み)をポートフォリオに追加はありです。
また、そのほか自論があれば良いでしょうが全力投球はしない方が良いでしょう。
金融資産の10%や20%くらいが保有する目安の良い所ではないでしょうか。
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