ずずず のんびり投資日記

2017年よりインデックス投資(米国ETF含む)を継続中

楽天証券を利用する投資家へ。楽天経済圏に飛び込むデメリットも理解しておこう【楽天ポイ活投資家】

ずずずです。

 

ポイント拡充サービスで楽天証券を利用した投資家も比較的容易にポイントゲットができ、投資にも活用できることから楽天経済圏に取り込まれる方が増えてます。

 

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SBI証券、楽天証券、マネックス証券と投資初心者におすすめされる3社ですが、楽天証券にもデメリットがありますので、移管など手間と期間がかかりますので十分検討しましょう。

 

 

 

楽天証券がSBI証券と異なるサービス(ここでは保有しているSBI証券と比較します)

 

・ジュニアNISAで海外株や海外ETFが購入できない

・PTSの対応時間が短い

・ミニ株がない

 

SBI証券では出来ていたことが、楽天証券ではできない。と言うことも考えられます。

 

本記事で伝えたいこと

 

・楽天ポイント改悪時に利用できない仕組みとなる可能性がある

・楽天ポイントを投信で買わないとSPU+1倍にならない

・投信だけが対象であり、個別株やETFは対象外である

・クレジットカード払いはジュニアNISAで出来ないので1%付与は享受できない


それでは確認していきましょう。

 

楽天クレジットカードでの投資信託購入で1%付与

 

ジュニアNISAはクレジットカード作れないので対応できません。

 

クレジットカードは18歳以上でないと作れないのでジュニアNISAを考えている人は希望に添えることが出来ません。

 

楽天証券のSPU1倍

 

楽天スーパーポイントコースの設定が必要が必要となります。

 

こちらは、設定し忘れるだけなので特段デメリットは無いでしょう。

 

やりかたはこちらになります。忘れる前に対応しておきましょう。

www.zuzuzuwork.com

 

 

1ポイント以上を利用し、投資信託商品を購入すること

 

通常ポイントで1回500(現金+ポイント)以上で欲しい投資信託商品を購入することが最低条件です。

 

この条件が達成される購入の仕方

 

・ポイント500ポイント

・現金499円+1ポイント

・現金400円+100ポイント

 

でいいとのこと。

 

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※SPU(スーパーポイントアッププログラム) |楽天証券のポイント投資でポイント+1倍

 

個別株やETFを購入している投資家であり、欲しくない投資信託商品をこのために購入するのであれば無駄な投資の1つになってしまいますので辞めておきましょう。

 

・普段からショッピングで利用している人は無駄にポイントを消費することになる

 

・毎月投資信託商品を購入している投資家であれば保有している投資の買い増しになり

ますが、SPUの為にわざわざ投資信託を保有するのは無駄な投資となる。

 

わざわざ貯めたポイントを消費し、欲しくない投資信託商品を購入してまでSPU+1倍して、ポイント倍率を増やすほど、楽天を利用してますか?再確認をしましょう。

 

ここでポイントを計算してみます

 

ケース①

 

・毎月5万円の投資信託を購入し1%で500ポイントをゲット。

 

楽天通常500ポイントを利用し、投資信託を購入し、SPU+1倍となり、ポイント付与率が2%となりました。

 

嬉しいですね。

 

毎月5万円でポイントが2%となれば、1,000ポイントとなります。

 

お得ですね。

 

投資信託商品購入が500円以上だとお得なことが再確認できました。

 

投資信託+ポイントが欲しいのであればお得です。

 

ケース②

 

万が一、改悪され1000(現金+1ポイント)ポイント以上になったらどうでしょうか。

 

毎月5万円を利用は変わらず、2%の付与となります。

 

毎月1,000円の投資信託を購入する必要となります。

 

900円+100ポイントとしても現金900円を無駄に買うことになりポイントも100ポイント使うわけです。

 

でも得られるポイントは同じく1,000ポイント。

 

これだとお得になりませんね。

 

ケース①の500円というのがお得なわけですね。

 

ケース③

 

改悪パターン2,000(現金+1ポイント)ポイント以上になったらどうでしょうか。

 

毎月5万円購入は変わらず2%となります。

 

1900+100で考えても得られるポイントは1000でポイント変わらず。

 

こうなるとあまり意味がありませんね。

 

投資信託をもともと積み立てている人であれば問題ないでしょう。

 

それ以外ではメリットを享受できなくなります。

 

ジュニアNISAで海外株式や海外ETFが購入できない

 

楽天証券のジュニアNISAでは、海外株式や海外ETFが購入できません。

 

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ジュニアNISA口座で売買できる商品は何がありますか?|よくある質問|楽天証券

 

その為、米国株投資家で人気のあるVTIやVT、VOOやIVVなど購入不可となります。

 

国内ETFであるSPDR S&P500 ETF(1557)などは買えますね。

 

 

 

毎月買付けETF制度がない

 

毎月投資信託は楽天でもSBIでも設定し購入可能です。

 

これと同じように毎月海外ETF買付けを行なう設定が出来るのはSBI証券だけとなります。

 

本設定を利用している投資家は楽天証券乗り換えは出来ないですね。

 

PTSの時間が異なる。

 

SBI証券:8時20分~23時59分

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楽天証券:8時20分~16時00分

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楽天証券のほうが短いですね。

 

単元未満売買(ミニ株)

 

SBI証券は単元未満株に対応しております。

 

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国内株式|SBI証券

 

 

楽天証券は対応しておりません。


このような感じでしょうか。

 

楽天証券や株投資でポイントが効率的に増えていく環境が出来たことは利用者側としてはありがたいサービスです。

 

 

 

結果(最後に)

 

・ジュニアNISAを利用される人はSBI証券が良いでしょう。

 

・PTSやミニ株を利用する場合はSBI証券のほうが良いでしょう。

 

・SBI証券はIPOポイントもあるので、ポイント制度がないわけではございませんが、楽天ポイントの拡充と比較すると現段階では魅力をあまり感じにくくなってきてます。

 

証券会社としては2社とも優れた証券会社であるのは間違いない為、自分自身の投資手法+ポイント制度で有効な証券会社で投資をしていければ良いと思います。

 

ジュニアNISAでVTIやVTを購入するのであれば、SBI証券。

海外ETFなどを購入せず、投資信託を購入するのであれば、楽天証券

 

毎月海外ETF買付け設定をしている場合、SBI証券。

手動で頑張ってきたような対応できるかたは楽天証券。

 

など、適用な箇所を利用した投資で選べばいいかと思います。

 

結果論ですが、どちらも一長一短ある証券会社で良い会社ですから!

 

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楽天経済圏に参加する投資家への活用法です。

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