ずずずです。
VTIとVOOとIVVとSPYと比較されますが、そもそも何が違うのでしょうか。
本記事で伝えたいこと
・ベンチマークしているさ対象が違う(USトータルとS&P500)
・米国500企業への投資か米国企業全てへの投資かの違い
・過去の運用成績に大きな差はない
よく4つのETFは比較対象とされて検討もされております。
米国株投資を始め、最初は理解しづらいものですので、改めて考えてみました。商品を運営している企業が違う。のは当たり前ですがETF自体で考えると大きく2つの分類に分けることが可能になります。
USトータルマーケットにベンチマーケット
VTI
S&P500にベンチマーケット
VOO、IVV、SPY
となります。
上記のようにベンチマークとしている対象が異なるわけですが、バンガード社はVTIとVOOを出しているので企業が異なるという違いを除くため限定して比較してみます。
では、比較してまいりましょう。
銘柄名 | VTI | VOO |
運営会社 | バンガード社 | バンガード社 |
純資産額 | 約10.7兆円 | 約10.1兆円 |
対象 | 米国企業ほぼ全て | 各分野の大型500株 |
銘柄数 | 約3600 | 500 |
経費率 | 0.04% | 0.04% |
運営開始日 | 2001年 | 2010年 |
覚えておきたいこと
米国株投資という枠組みでは大きな差はなく、投資先の規模が異なることが大きな違いである。という認識してよいでしょう。
過去のチャートを見ても、全く見当違いの動きをしているわけでもないです。
ベンチマークしている対象が異なるとはいえ、米国株というくくりでは切っても切れない関係にあるので比較対象になると考えていければいいでしょう。
最後に
米国株ETFの比較検討としてVTI(USトータルマーケット)とVOO・IVV・SPY(S&P500)は鉄板となっております。
・運営している企業が異なること
・経費が異なること(SPYのみ0.09%)
・対象数が少し異なるが米国株投資であること
・過去のチャート(運用実績)はほぼ同じ動きであること
から、どの選択肢でもそう大差は出ないということがいえると思います。
2019年初来リターンから約5.6%上昇しているのも事実。
個別株に投資しマイナスになるよりは気持ち安心できるのではないでしょうか。
SPYは経費が0.09%のため、現在は投資家界隈では対象外とされることが多いですが長期間運営実績と資産総額26兆円越えという実績含めて検討すればVTI・VOO・IVVとSPY含めて米国株投資ETFではより良い商品であることがいえると思います。
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