ずずずです。
毎月1万円を投資用に確保し投資すれば、金融資産が増えるというお話しをよく株初心者向けに書いてある記事を見かけます。
株投資初心者が、実際に1万円を準備し、投資を始め継続出来るのか正直、疑問な金額です。
結構、毎月1万円って大変です。
本記事で伝えたいこと
・まずは投資したい気持ちと環境を整えること
・無理して準備したお金は続かない(結果、投資が続かない)
私が株投資を始めようと思い何とか毎月1万円を調達できるレベルになったとしまう。そうすると私はきっと美味しいもの食べに行ってしまうかもしれません。
毎月1万円確保は言うほど簡単ではない
1万円は普通の人にとって、大きな金額です。
・車を手放すことで1年50万前後の低減
・毎月の固定費を見直して減らす
→3大キャリアをフリーSIMスマホにする。など
・毎日の出費を減らす
→食費低減、たばこや飲酒をやめる。など
と手法が言われますが、地方であれば車は手放せないですし、固定費を見直すのも今時ザル家計簿のような人はここ最近少なくなっているのではないでしょうか。
参考例
私の毎日支出費で考えてみます。
平日は仕事中における出費がメインとなるので、そちらで見て行きましょう。
※住居費や電気代などインフラ代は除きます
・朝コーヒー100円と1日分の飲み物150円で合計250円購入
・ランチはお弁当かコンビニで500円分前後を購入
・3時前後に飲み物100円を購入
堅実な方でないかと思っていますが、これでも贅沢でしょうか?
基本的にお菓子やガムなどは食べないため、出費は少ないほうだと思います。
上記800円~900円前後が毎日出費する金額です。
休日の食費などは妻からの出費になるので、含みません。
900円×20日となり18,000円
が1ヵ月の平均出費となります。
1万円を確保するには
1日コーヒー100円を辞めても2,000円です。
1日500円のランチを300円にしても、6,000円です。
あと、2,000円不足。
結構厳しいですね。
最後の手段としてランチを200円とし、お弁当を準備するという手段もあります。
ですが子どもがおり、夜も朝も結構時間に追われるため厳しいのは事実です。
お互いに負担になることはしたくないので、やる気はないですが実行したと前提です。
100円×20日=2,000円
やっと合計1万円出費を控えることが出来ました。
やはり、毎日の食費などからの捻出は厳しいものです。
こういう投資金の捻出は継続しない
ランチを500円から200円にしましたが、結局お弁当の食材は妻の出費から出ることになります。
食材費が100円としても、詰め込む工数を100円としても200円の出費と工数が増えます。
出費を転換しただけであり、余り意味がございません。
また、毎日のコーヒーを好きで飲んでストレス発散もかねているのに毎日100円をケチる必要があるのでしょうか。
私は、無理して出費を抑えてまで投資に回すお金を準備する必要はないと思います。
無理してまでお金を捻出せずにストレスなく投資に回すと言うことが余剰金で投資をしましょう。
と言うのが本来の意味ではないのでしょうか。
例えばですが、手取り20万円で15万円がいつも出費でなくなるが、5万円は必然的に貯金へ。
そのまま5万円貯金でもいいが、株投資に興味をもち、まずは1万で投資を始める。
無くなったら困るけど、自分の生活に負担をかけてまで捻出した費用でないことが株初心者では良いです。
貯金すべき金額で普段の生活で出来てから投資へという流れですすめたほうが良いでしょう。
では、一般的に貯金はいくらぐらい実施できているでしょう
LEEとキャンキャンから情報を引用します。
おおよそ、1万円~3万円が平均的なところでしょうか。
貯金と投資で半分ずつというやり方も出来ますし、投資に興味があれば捻出は出来そうです。
そんなレベルで十分だと私は考えます。
最後に
投資家であろうとなかろうと月1万円を投資向けに確保するには家計の見直しが必要です。
株式投資は投資金額は大きければ大きいほど、かつ長期的であれば長いほど有効な手法の1つであるのは間違いありません。
ですが、無理して投資をしても結局継続できないため、失敗します。
1万円も投資に回せるか。と言う観点から言うと1万円はとても大きな金額ですね。
その為、私は簡単に1万円でもいいから投資した方が良い!と人にすすめることは出来ません。
あなたの1万円の重みはどのくらい重いですか。
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