ずずずです。
S&P500連動ETFであるVOOを販売するバンガード社はVTIというETFも運営し販売しております。
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VTIとVOOが大きく異なる違いは1つです。
S&P500に連動するかUSトータル・マーケットインデックスに連動するか。
・S&P500は米国の主要な業種から500銘柄から構成されて投資されております。
・USトータル・マーケットインデックスは米国株企業すべてに投資されております
VTIとは
米国株式のほぼ100%へ投資するCRSP USトータル・マーケットインデックスにベンチマークするとしている投資家に人気のある代表格な海外ETFです。
S&P500は米国株式市場の動向を知ることが出来る指数の1つであり、米国の主要な業種から500銘柄から構成されている株価指数を表したものでした。
S&P500とは
米国株式市場の動向を知ることが出来る指数の1つです。
米国の主要な業種から500銘柄から構成されている株価指数を表したもの。
この記事で伝えたいこと
・米国株投資家全ての方におすすめできる王道中の王道ETF
・CRSP USトータル・マーケットインデックスにベンチマークする
・米国企業全てへの投資が可能
・ロボアドバイザーウェルスナビにも選定されている
VTI概要
・2001年5月24日に設定され運用されたETF
・CRSP USトータル・マーケットインデックスにベンチマークとする
・経費率が低コストである0.04%
・約7.4兆円の純資産総額(6,723億ドル)
保有上位10銘柄
上位を占める割合はVOOとほぼ同じ銘柄となります。保有率が違いますね。
ハイテク株が多く入っております。
セクター
ほぼ米国企業に投資するETFということもあり、VOOとは構成比率が異なるのが興味深いですね。
こちらがVOOの構成比率になりますので、ご参考までに。
VOOもそうですが、VTIも分散を自動で行ってくれるという意味合いからETFは投資初心者には優しく、投資家の成熟度があがっても好まれるETFになります。
チャート
2018年9月4日時点で149.75ドルとなります。
2001年設定より2010年までは50ドル付近で安定してました。
この時期は米国株投資は全然注目されない期間でしたが、リーマンショック以降の好調さがグラフを見るだけで分かります。
投資界隈において米国株というキーワードを聞かないレベルにまでになってきた雰囲気を感じております。
配当利回り
年利1.6% (2018年9月4日時点)
S&P500連動ETFも1.5%前後で同じくらいの利率です。
配当回数
4回(4半期決算の為)
配当月
3月
6月
9月
12月
VTIを選択する理由
VTIを選択する理由です。
・米国株企業すべてに投資でき、分散できる
・2001年からの運用実績もしっかりしており、S&P500と連動しているVOOと同じように人気がある
・バンガード社の商品と言うブランド力
・経費率が低コストの0.04%
ではないでしょうか。
補足
VOOは2010年設定されIVVは2000年5月15日であり、VTIは2001年と運用実績は長期に渡るETFになります。
運用期間が長いとそれだけで安心できる材料の1つになりますね。
S&P500連動ETFであるVOOやIVV、SPYで迷うようでしたら、VTIという選択で落ち着いても良いと考えます。
最後に
バンガード社が運営するS&P500ベンチマークETFであるVOO。
米国株投資家に限らず全ての投資家におススメできるETFの1つです。
運用実績、経費率、ブランド力含めて選択肢として間違いないと思います。
S&P500ベンチマークETFで悩むのであれば、VTIで安心をとりましょう。
その後、VOO、IVV、SPY(1557)など選定していけばよいと思います。
資産形成をするには安定したETFの1つとなるでしょう。
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