ずずずです。
株投資家であれば、好調な市場が続くと何度下落すればいいのに!と考えることでしょうか。早く来てほしいと切実に願う投資家は多いことでしょう。
10年前に起こったリーマンショック級の大暴落が再度起こり、その時と同じ株価に戻ることはありえるのか。
- 2009年3月6日 VTI 34.11ドル
- 2009年3月6日 SPY 68.92ドル
- 2009年3月6日 IVV 69.95ドル
- 2009年3月6日 日経日金株価 7173.10円
- 2010年9月10日 VOO 268.66ドル
- VTIがリーマンショック価格になるには
- SPYがリーマンショック価格になるには
- IVVがリーマンショック価格になるには
- VOOがリーマンショック価格になるには
- 日経平均株価がリーマンショック価格になるには
- 下落率について
- リーマンショック級で考える
- 注意すること
- 最後に
- 関連記事
リーマンショック時が発生し一番価格が下がったのは次の日です
2009年3月6日 VTI 34.11ドル
2009年3月6日 SPY 68.92ドル
2009年3月6日 IVV 69.95ドル
2009年3月6日 日経日金株価 7173.10円
2010年9月10日 VOO 268.66ドル
チャートを見て、この3月上旬に投資できれば!とだれもが思うでしょう。
ですが諦めましょう。過去には戻れません。
「もし~だったら」「仮にこのときに投資したのであれば」などのように「if」仮定法を用いても無意味ですね。
VTIがリーマンショック価格になるには
34.11ドルが現在150ドルですので、株価はなんと4.39倍となります。
リーマンショック時の価格になるには約77%下落が必要となります。
SPYがリーマンショック価格になるには
68.92ドルが現在291.02ドルですので、株価はなんと4.2倍となります。
リーマンショック時の価格になるには約76%下落が必要となります。
IVVがリーマンショック価格になるには
68.95ドルが現在294.47ドルですので、株価はなんと4.2倍となります。
リーマンショック時の価格になるには約76%下落が必要となります。
VOOがリーマンショック価格になるには
リーマンショック時には運営されてなかったのでデータはございません。
日経平均株価がリーマンショック価格になるには
下落時7,173円が現在23940.26円ですので、株価はなんと3.3倍となります。
リーマンショック時の価格になるには約70%下落が必要となります。
下落率について
平均すると全体的に70%下落となります。
リーマンショック級で平均的に50%前後下落だったことを考えると非現実的な数字にも見えます。
100%無い!!とは言えないのですがリーマンショックが来ても及ばない数字でした。(ちなみにSPXLは90%以上の下落してます)
現在の金融資産が実際70%下落したらなんと言えないさみしさに襲われますね。
リーマンショック級で考える
VTI:150ドルが50%下落で75ドル
SPY:291.02ドルが50%下落で145.01ドル
IVV:294.47ドルが50%下落で147ドル
VOO:268.66ドルが50%で134.33ドル
となります。
VOOは2010年から稼働となるためにデータは参考までに。
注意すること
購入する株価下落を期待する話しは良く見かけますが、下落すれば保有銘柄も評価額が下がることになります
下落は株価がさがり買い増ししやすい金額にはなりますが、それと同時に保有している株のマイナス評価に耐えれるのか。も考える必要があります。
待ち望んでいたのに結局、狼狽売りし買い増しどころではない。となる人も多いと思いますね。
最後に
暴落が来たら資産は50%以上が下落すると想定した時、いまの資産額はどうなりますか?
新興国株に投資していた投資家から約70%前後だった報告もありますので70%下落も可能性としてはございます。
下落は来てしてほしいとは思いますが、下落すると資産も当然ながら減少します。
その時の不安と緊張に耐えられるのか。それはその時の環境や投資額などにより異なるので分かりません。
リスク許容度は考えて投資していきたいですね。
関連記事
投資を始めるには最低限の勉強は必要です。そこから深堀するかどうかは興味次第。
下落相場に信じれるものは自分自身。
少額投資でも意味はあるのか考えてみました