ずずずです。
2018年1月に「つみたてNISA」が始まり1年が経過しました。
金融庁の普及活動効果もあり「インデックス投資家」が増えてきたと感じるのは間違いない事実でしょう。
ここでインデックス投資で疑問に思うのがインデックス投資で将来的にどのくらい上がるのか下がるのか?
目安となる数字なものを見つけるのって難しいなって思います。今回は公開されている投資家の資産額を参考の1つにして見たいなと思います。
あくまでも過去のリターンであり、将来も同じ利益が得られるとは限りませんので参考にするにも注意が必要です。
また、本記事は各投資家の比較記事ではなく、累積リターンってどのくらいの人が多いの??という素朴な疑問を調べた内容となります
インデックス投資を始めるにあたり、投資元本と累積リターン(期待される利率)を参考にできればと思い作成した記事となります。
「吊られた男」氏
「吊られた男の投資ブログ(インデックス投資)」を運営しており「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」 の著者です。
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毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資
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毎月10分のチェックで1000万ふやす!庶民のためのズボラ投資 [ 吊ら男 ]
07年に70万円でスタートした投資元本は合計で約2089万円になりました(17年9月末時点)。時価は約3529万円ですので、1400万円あまりの含み益です。まだ長期投資の道半ばですが『成功体験』といえそうです」
吊られた男の投資ブログ (インデックス投資) : 2018年3Q 資産運用状況 (投資額/評価額公開中) - 金も暇もない…
吊られた男さん 理詰めのパッシブ(投信ブロガー) :日本経済新聞
上記2つを参考に数字を算出してみます。
年数 | 投資元本 | 評価額 | 利益率 |
2007 | 70 | 0 | |
2017 | 2089 | 3529 | 168% |
2018 | 2185 | 4049 | 185% |
2017年から約1年で追加投資が100万に対し総額で500万プラスとなっています。
投資元金からすると1.8倍前後です。
2007年~2018年と言う12年を掛けて1.8倍です。
この期間と増加金額が妥当なのかどうかは受け取る人次第ですね。
ゆうじろう氏
「1億円のポートフォリオ」を運営するインデックス投資家です。
年数 | 投資元本 | 評価額 | 利益率 |
2018年8月 | 6,889,208.16 | 7,155,519.67 | 103.87% |
※インデックス投信の資産公開 (2018/9/23) - 1億円のポートフォリオ
ブログ報告より引用
2017年から開始されたようですので1年でのリターンですね。
3%~4%というところでしょうか。
銀行の預金金利と比較すると良い数字ではあります。
水瀬ケンイチ氏
インデックス投資家で知らない人はいないでしょう。
「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」を運営し、「お金は寝かせて増やしなさい」の著者です。
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リーマン危機から10年 個人投資家が得た2つの教訓|マネー研究所|NIKKEI STYLE
上記記事に記載されておりました。
02年から積み立てで国際分散投資してきた会社員でブロガーの水瀬ケンイチ氏は、リーマン危機をこう振り返る。「しかし世界経済は長期では成長を続けると信じて積み立てを続けた」。昨年末時点で累計投資額約4000万円は、6400万円
簡単ですがまとめます。
年数 | 投資元本 | 評価額 | 利益率 |
2002年~2017年 |
4000万 | 6400万 | 160% |
2018年、2019年は公開されておりませんのでわかりません。
15年で約60%増とっておりました。
この期間と増加金額が妥当なのかどうかは受け取る人次第ですね。
たぱぞう氏
先日、実験的に積み立てている記事を公開されてました。
「つみたてNISA」がここにきて絶好調になっている - たぱぞうの米国株投資
楽天・全米株式インデックスファンド +7.26%
大和・iFree S&P500インデックス +7.62%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド +4.52%
EXE-i つみたて新興国株式ファンド +4.59%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス +6.22%
時期的には2017年くらいからでしょうか。1年~2年でのリターンだと推定です。
悪くないです。
ずずず
2017年~なので2年未満です。
2017年7月頃から開始し6%前後です。
現在の積み立て商品は下記です。
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・大和-iFreeNEXT FANG+インデックス
金額は下記の通りです。
積み立て開始時期含めて「ゆうじろう氏」と同じようなリターンですね。
十分すぎるリターンではあります。
インデックス投資はリスクがなくリターンが期待できるか
運が良いのかマイナスではない市場ですね。昨年から投資を始めた投資家にはマイナス評価になりやすいかもしれませんが継続していればとよくいわれます。
正直な話。分からない。と言う回答になります。
何故か、年利○○%の複利でプラスになる可能性もあるが、マイナス評価で元本割れになるリスクになる可能性が誰にも分からないからです。
つみたてNISA含め「インデックス投資家」が増えているのは周知の事実です。
では何故、投資を行なうのか。銀行の金利0.001%時代にリスクを取ってでも「お金が欲しい」という考えが根本的にあるからです。
起業でも副業でもそうですがリスクがない投資はないです。
リスクを背負うからリターン(利益)を得られるわけでインデックス投資は起業や副業、個別株投資やFXの中ではリスクが比較的低いほうであるとは言えますね。
最後に
今回は過去記事やブログで公開されている方を取り上げさせて頂きました。
リターンとしては市場が好調な時もあったので全体的にプラスでした。2018年末や2019年1月あたりは下落相場だったこともありマイナス評価のインデックス投資家が多かったみたいです。
本数値は市場や投資商品にもリターンは異なりますので、あくまでも参考値として見てください。
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積み立て投資で少額でも意味があるのか。考えてます