ずずずです。
株投資を行うにあたり、米国株や日本株、インデックス投資全般に言えることですが投資する為の資金をどう調達するか!ということを考えてみました。
そもそも、投資金は1000円よりも3000円、5000円よりも1万円と金額が大きくなると将来のリターンも大きくなります。
投資金は多い方がいいのか?
簡単な計算をしてみましょう。
前提条件
・年利率3%とする
・20年の長期運用とする(つみたてNISA対象期間)
・投資金は0万円からとする
今回は下記、金融庁様の運用シミュレーションを利用させて頂きます。
(1)毎月1万円の場合
結果は下記の通りです。
投資元本は2,400,000円です。
投資結果は3,283,030円となりました。
銀行への貯蓄より883,030円も多くなりました。
明らかに、1万円投資した場合よりも多くなりましたね。
投資における複利が銀行預金よりも有益であることが確認できました。
(2)毎月3万円の場合
投資元本は7,200,000円です。
投資結果は9,849,060円となりました。
銀行への貯蓄より2,649,060円も多くなりました。
当然1万円で積み立てしたよりも評価額含めた金額は大きく、1000万円近い数字にまでなりました。
(3)毎月5万円の場合
投資元本は12,000,000円です。
投資結果は16,415,100円となりました。
銀行への貯蓄より4,415,100円も多くなりました。
毎月5万円が投資でき、複利3%とするならば1600万円越えとなりました。
ここまでくると投資すべきだと数字上も思うような金額になりますね。
(4)毎月10万円の場合
投資元本は24,000,000円です。
投資結果は32,830,200円となりました。
銀行への貯蓄より8,830,200円も多くなりました。
毎月10万円を20年も投資に回すことが出来れば、3000万円超えることとなります。
実際20代から色々なイベントが発生し、10万円積み立て出来るのか。は環境によりますが単純計算で25歳から45歳には3000万の資産を保有することが数字上は可能となります。
働き盛りで少し落ち着いた年齢となり、心に余裕が出来そうな金額ですね。
(5)毎月20万円の場合
投資元本は48,000,000円です。
投資結果は65,660,400円となりました。
銀行への貯蓄より17,660,400円も多くなりました。
毎月20万と言うと、高給取りかすでに何かしらの収入源がないと厳しいものがありますので非現実的な金額にも感じます。
金額だけ見ると、とても魅力的な金額であるのは間違いないですね。
結果
明らかですね。
積立金額 | 投資総金額 | 運用後金額 | 損益額 |
毎月1万円 | 2,400,000 | 3,283,030 | 883,030 |
毎月3万円 | 7,200,000 | 9,849,060 | 2,649,060 |
毎月5万円 | 12,000,000 | 16,415,100 | 4,415,100 |
毎月10万円 | 24,000,000 | 32,830,200 | 8,830,200 |
毎月20万円 | 48,000,000 | 65,660,400 | 17,660,400 |
同じ年利率3%で20年積み立てる計算をしてみました。
※課税などは計算外とします。
1万円では正直、寂しい結果とはなりましたが定期預金などが寂しく見える程度に差は大いにありました。
一番投資しやすい金額は3万~5万円かもしれませんね。
iDeCoやつみたてNISAなどをフル活用することで3万円などは投資している人が多いとも思います。
収入を増やすより、支出を減らした方が効果あります。
家計の見直しは必要ですが、無駄な支出を減らしましょう。
最後に
投資へ割り当てられる金額は投資家の環境や状況により異なるので正解となる金額はありません。
投資金が多くなれば当然リターンも増えます。
少額投資でも投資する意味はありますが、投資へ回せる金額を増やすことを考えていきたいところですね。
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