ずずずです。
「21世紀の資本」は投資家がおススメする本の1つに必ず入るほど人気のある一冊です。
その翻訳を担当した1人である山形浩生氏が出版された本となります。
「21世紀の資本」に手をつける前にまずは事前予習レベルで読むというのもよいかと思います。
まだ私も21世紀の資本を読んでいないので、これからです。
簡易的に本の内容
私は文字だけの本含めて読むのが遅いほうです。しっかりと読まないと理解できないタイプです。
本自体は漫画で可視化され、その後に文章でポイントを説明されており、スラスラと読むことが出来ました。
ストーリ自体は文鳥オフ会を通じて、オフ会に参加している投資家や経営者など有識者に刺激をもらいながら主役の子が成長していくというストーリーになってます。
1,000円前後ですし、難しそうな本に入る前に練習として、おすすめします。
表紙は隠せば恥ずかしくありません(最近の流行ですかね。女性をもってくるのは)
r>gとは何か。
投資家であれば、見かけことある不等式ではないでしょうか。
正直、何のことかさっぱり分からない人もいることでしょう。
(知らなくても投資はできますしね)
ピケティは18世紀まで遡り、200年以上の統計データをまとめ、「資本収益率(r)が経済成長率(g)よりも常に高い」という結論を述べたことで知られています。
また、累進課税型の財産税や所得税を世界共通で進めるべきだとも述べています。
私の読んだ限りはこの大きなポイントが重要かなと思いました。
(読み逃しや理解不足もあるかもしれませんが)
この不等式を理解するキッカケの1つになるのではないでしょうか。
もちろん、本家である「21世紀の資本」を読むのが一番ですが初心者としてはまず、全体的な流れを知るいい機会になると思います(私含め)
r>gが示す私なりのポイント
私が簡易的に理解したのは、下記のように捉えてみました。
労働による経済成長よりも、資本でのお金を得る(資産運用における)成長のほうが上回る。という風に理解をしております。
r>gという不等式から最終的に生まれたのが「r側である資本側になろう。投資をやるべきだ」という流れになったのでしょう。
本業からの収入で十分なお金を得ることが出来れば、何も問題はないと思います。
ですが、世の中そう思っている人は少ないと感じている人が多いのも事実です。
副業解禁(やりたい人が多い)というのも実際は、労働成長での収入では限界が来ていることを知らず知らずに感じている人が多いからなのではと思います。
資本収益率を増やすことが良い。という話しは当然ですが世の中の仕組みを知ると結果として行き着く先になります。
資本側になるというのは色々あると思います。
例えば個人事業主、法人企業を起こす、不動産投資、ある企業への事業へ投資金を出すなどなど色々あるでしょう。
その中で一番、株投資するのが一番手を出しやすいこともあり、資本側=株投資という人が多いのだと思います。
まぁ、間違えてはいない。一部って話だとは思いますが。
と言う風にr>gとは何かを考えるいいキッカケになる本だと思います。
楽天ブックスはこちらから。
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」 [ 小山鹿梨子 ]
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まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」 (まんがでわかるシリーズ)
最後に
難しいことを考えがちですが純粋に表紙買い(ジャケット買い)でしました。
「21世紀の資本」を翻訳した方の出版本となるのでとても熟知されて書かれていると思います。
世の中の仕組みは現実としては複雑ですが、簡易的にr>gとは?という疑問を理解するには十分な1冊です。
まずは、単語の意味を表面的にも理解することが大事でもあると思うので、小難しい本はちょっと。。。
というかたにおすすめしたいと思います。
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米国株配当金投資を実践しているバフェット太郎氏の書評となります。面白いですよ。
インデックス投資の有名人です。ブログ含め考えは一貫しているのが素晴らしい投資家の1人です。