ずずずです。
残業している社員は偉い。
残業が少ない社員はやる気(会社に貢献する気)がない。
この考えは今でも多くの日本人の細胞レベルにすり込まれてる気がします。
何故そう思うのか
IT業界で働いて10年経ちましたが残業が当たり前と言う生活を過ごしてきました。
取引先の色々な企業に行くのですが、お客様と仲良くなり残業について話をすることがたまにあります。
会社上層部である役職に残業は正義みたいな考えの人が多いこと多いこと。
今の自分には苦痛
私も10年前は独身で自由な時間がたくさんあり、仕事もそれなりに楽しい時期だったので残業しても苦痛でもありませんでした。ガムシャラに仕事をしていたので。
今考えるとやりがいがあったので幸せ者です。
ですが家族を持ち、子どもが生まれ私生活が大きく変化した今。残業するよりも家に帰りたいいう気持ちが強くなりました。
無難に仕事はこなし売り上げも確保しつつ問題ないはずなのに、定時後すぐに帰宅する私を見て「あいつは暇なのか。もっと仕事をさせろ」という評価が出てきている。という話を人事評価のときに聞きました。
やるべき仕事は時間内に終わらせ、定時内には終わるように努力してたのですがそこを見ずに時間だけで判断する会社にうんざりしたことは言うまでもありません。
自分だけの仕事だけでなく、周りの仕事が忙しければ支援で入ってるし、周りの仕事もやってますよ?
なのに、支援される立場である人(つまり残業が多い人)のほうが評価されやすい現状です。
納得いかん!
やるべきことは定時内に終わらせ、無駄な残業代を減らし、コスト的には会社貢献し結果を出しているにもかかわらず何かしらの要因で残業ばかりする人が評価が高くなりやすい会社だったことを認識しました。
例えば
会社員Aは残業30hを毎月していたが今月は20hまで減らした素晴らしいと高評価だが、会社員Z(私)は1月10hしか残業してないから普通評価。
という感じです。
立ち位置や業務内容により異なると思いますが、残業少ない人よりも多いところから少し減らした人のほうが偉いみたいです。
未だに残業したほうが評価が高い評価をもらいやすい。という考えが内在していると言うことですね。残念です。
残業する理由
(1)任された仕事量が多く、効率よく対応しても本当に終わらない(人手不足)
(2)仕事量は多くなく、残業時間稼ぐ為、就業時間を調整(生活残業)
(3)周りが残業してるから、何となく緩く仕事して残業している。(生活残業)
(4)生活費が稼げないので残業時間を稼ぐ為、無理やり残る(生活残業)
その他あるかと思いますが、大体こんな感じじゃないでしょうか?
(1)に関しては典型的な改善の余地がない企業の1つですので、難しいと思いますがそんな会社は自分から見切りをつけた方がいいかもしれません。
(2)~(4)に関しては生活残業なんてやめて趣味でも家庭でも友達でも充実させましょう。
気になる記事
※マイナビニュース(2016/10/12)から抜粋
これを見て残業代が欲しい。って本当は1位だと思います。本音なんて言えないでしょ。日本人の特徴からして。。。
また「残業における私生活の影響」にもありますが、1位の趣味の時間が減ったというのが一番問題だと思います。
趣味を楽しむためにお金が必要だから仕事をする人が多いと思います。仕事が忙しいから趣味ができないなんて悲しいですね。。。
「残業を減らすために」のところなんて当たり前すぎて、そもそも実行してないの?とすら思ってしまいました。
最後に
早く帰って仕事を忘れ、プライベートタイムをしっかり作る。
体を休めてリフレッシュしたほうが結局、仕事も効率があがります。
私は決まった日にちは必ずジムにも行くため調整してますし、出来る限り家族と過ごす時間を作るようにしてます。その為、満足度は増えてきてます。
今の楽しみは「ジムに行けること」と「子どもの成長」ですかね。
なんだか分からないけど周りに地味にキラキラしている人いませんか?
大体そういう人って仕事以外の何か1つやっていることが充実していて、楽しみを見つけられてる人なんだと思います。
なんだっていいんです。
ブログネタ探し・ブログ閲覧、魚鑑賞(水族館や魚屋含む)、読書や散歩・盆栽や株情報収集など何気ない楽しみでいいんです。無理して人に言えるカッコイイ楽しみなんて作る必要はないものです。
小さな楽しみを充実させることができる「地味キラ人」に私は憧れます。社内評価は普通でよいかな。人としての評価が高い人間を目指して生きたいと考える毎日です。
無駄な残業をせず、周りの目を気にせず帰りましょう!